Animal Go の思い
きっかけ
会社の転勤で住んでいた東京から大阪に引っ越すにあたり、どうしても愛犬を自分で連れていくことが難しく、ネットで調べて動物輸送の会社に依頼しました。
羽田から伊丹までは空輸で輸送するとのことで、なんとなく心配ではあったのですが、陸送よりも料金が割安なこともありその時はあまり深く考えずに依頼しました。
転居先に愛犬が無事に着いたと思っていたのもつかのま、愛犬の様子がおかしいのです。
呼吸が荒く、すぐに横になって起き上がれなくなりました。身体がよだれで濡れていて、ケージの中には嘔吐していたような痕跡がありました。
あわてて動物病院をネットで探して連れて行き、診察してもらったところ熱中症と診断されました。
もう空輸で輸送してもらったことを激しく後悔しました、。
幸いなことに症状は軽く一命をとりとめましたが、お医者さんからは飛行機での輸送は熱中症になる場合が
多く、人間と違い重症になると24時間以内に亡くなるケースがほとんどと言われ、ペットの飼主として知識のなさを大変悔やみました。
もう10年も前の話です。
愛犬も今では虹の橋を渡ってしまいましたが
その時のことを思うとつらい思いをさせてしまったと
申し訳ない気持ちになります。
航空会社がペットを輸送中、亡くなったというニュースが流れるたび
自分の愛犬ももしかしたらそうなってたのかなと複雑な思いです。
残念ながら毎年何匹もの犬猫が、空輸中に亡くなっています。
動物のための輸送サービス Animal Go を始めた理由です。
今日も頑張って動物たちを車で運んでいます。

空輸について
ANA Cargo
貨物扱いの動物(ペット)輸送について(国内)|ANA Cargo
JAL CARGO
ペット・動物をお預けのお客さまへ - JALCARGOサポート(お問い合わせ)
上記リンクは航空会社の動物輸送についてのページです。
いろいろ細かな輸送条件はありますが、国内の輸送料金はおおよそ3,000~6,000円ほどです。
こんなに安い理由は、動物が荷物扱いだからです。
Animal Go では空輸での輸送サービスは行っておりません。
空輸というのは、当社が飼主様のペット輸送のお申し込みを航空会社へ代行する形に過ぎません。
サービス品質や安全面を考慮して、現地の同業他社に依頼してのリレー輸送も行っておりません。
一貫した輸送サービスを自力で完結できず、自身の経験からもかかる責任を到底担保できません。
安全運転第一の陸送専門の動物輸送サービスのみ提供しております。
何かあったらなど、そもそも航空会社でもないただの運送会社に言うことはできません。
遠距離の場合、車よりも飛行機で輸送する方が時間がかからないのは事実です。
長時間の移動は人間と同じで、適度な休憩がないとペットである動物も疲れるでしょう。
大切なペットの輸送は無理なくストレスの少ない方法で行うものと考えております。
当社では決して空輸での動物輸送を否定しているわけではございません。
金銭的にも時間的にもいろいろご事情がおありかと存じます。
航空会社の動物の空輸条件をよくご確認頂き、飼主様のご責任とご判断の上ご検討ください。